今日の臨床サポート

摂食および嚥下の支援

著者: 新田國夫 新田クリニック

監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部

著者校正済:2022/08/17
現在監修レビュー中
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 摂食・嚥下障害は、高齢者、認知症患者、神経難病患者、咽頭および喉頭癌患者、脳血管障害患者などにみられる。
  1. 摂食・嚥下の支援のために、摂食・嚥下の機能と障害の原因を理解することが重要である。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
新田國夫 : 特に申告事項無し[2022年]
監修:和田忠志 : 特に申告事項無し[2022年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、一部加筆した。

まとめ

まとめ  
摂食・嚥下の支援:疾患の疫学、病態:
  1. 摂食・嚥下の支援のために、摂食・嚥下の機能と障害の原因を理解することが重要である。
  1. 摂食・嚥下障害は、高齢者、認知症患者、神経難病患者、咽頭および喉頭癌患者、脳血管障害患者などにみられる。
  1. 脳血管障害の患者は、しばしば誤嚥性肺炎を来す。
  1. 誤嚥性肺炎は、誤嚥する内容物により、胃逆流物誤嚥による肺炎と、口腔・咽頭内残留物による誤嚥に分けられる。
  1. 誤嚥は肺炎の相対的頻度を増加させる。
  1. 脳血管障害発症後の肺炎死亡率は高く生命予後に影響する。
  1. 肺炎で亡くなる患者は年齢とともに増加し、94%が70歳以上の高齢者である[1]
  1. 高齢になるほど、罹患する肺炎のうちでの誤嚥性肺炎の割合が大きくなる[2]
  1. 誤嚥性肺炎には誤嚥対策と予防が重要である。詳しくは誤嚥性肺炎の項を参照されたい。
  1. 高齢者は脳血管疾患、低栄養、糖尿病、高血圧、心疾患など、さまざまな基礎疾患を持ち、肺炎は重度化する傾向がある。
  1. 誤嚥性肺炎は、誤嚥した物質により必ずしも肺炎が発症するわけではない。栄養状態、免疫力、気管・気管支に入ったときの防御機構の状況が重要な発症ファクターとなる。
  1. 嚥下反射は食物の運搬機構であり、気道内への食物の侵入を防ぐ。咳反射は気道内に侵入した異物を外へ送り出す。気管支の繊毛運動は、粘液、繊毛輸送系で、異物を気道から外へ送り出す。
  1. 摂食・嚥下障害には先行期、口腔期、咽頭期、食道期の障害がある。
  1. 各疾患は各過程による障害によってもたらされる。

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから