今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 塚崎邦弘 埼玉医科大学国際医療センター 造血器腫瘍科

監修: 宮﨑泰司 長崎大学病院血液内科

著者校正済:2025/04/09
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本血液学会:造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)
  1. 2019年の ATL国際的コンセンサス改訂版:Revised Adult T-Cell Leukemia-Lymphoma International Consensus Meeting Report.
  1. 2009年のATL国際的コンセンサス:Definition, prognostic factors, treatment, and response criteria of adult T-cell leukemia-lymphoma: A proposal from an international consensus meeting.
 
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、『造血器腫瘍診療ガイドライン』を参考に、治療アルゴリズムを若年者(70歳未満)と高齢者(70歳以上)に分けて記載した。また、再発例の治療方法などについても追記を行った。

概要・推奨   

  1. 若年(70歳未満)で初発の急性型、リンパ腫型および予後不良因子を持つ慢性型(アグレッシブ)ATLに対し最も推奨される治療法はVCAP-AMP-VECP療法である(推奨度1)
  1. 全身状態が比較的良好な初発高齢者(70歳以上)では若年者と同様の治療を行うが、治療強度の減弱の検討が必要である(推奨度2)
  1. くすぶり型および予後不良因子を持たない慢性型(インドレント)ATLに対する化学療法は生存期間の延長につながるというデータはなく、無治療経過観察が推奨される(推奨度2)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
塚崎邦弘 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:宮﨑泰司 : 講演料(ノバルティスファーマ(株),ブリストル・マイヤーズスクイブ(株),中外製薬(株))[2025年]

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