著者: 馬屋原博1) 神戸低侵襲がん医療センター 放射線治療科
著者: 冨岡洋海2) 神戸市立医療センター 西市民病院 呼吸器内科
監修: 杉山幸比古
著者校正/監修レビュー済:2020/07/16- 日本肺癌学会(https://www.haigan.gr.jp/modules/guideline/index.php?content_id=3):肺癌診療ガイドライン 2019年版
- 日本放射線腫瘍学会(https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/guideline/jastro/2016.html):放射線治療計画ガイドライン 2016年版
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概要・推奨
- 放射線照射開始後早期に発症した放射線肺臓炎は重症化しやすい。
- 放射線治療によって器質化肺炎(OP, BOOP)が起こることがある。
- 高精度放射線治療においても放射線肺炎の発症頻度は低くはない。
- 放射線肺臓炎に対するステロイド治療の効果はほぼ確立されている(推奨度2)。
- 難治性放射線肺炎に対し、免疫抑制剤や血漿交換が試みられている(推奨度3)。
- 個々の症例について放射線肺炎の発症を的確に予測し得るものはない。
- 放射線肺炎の予防薬として確立されたものはない。
- KL-6は放射線肺炎の血清マーカーとして有用である(推奨度2)。
- 高精度放射線治療による放射線肺炎の画像所見は従来の照射方法のものと異なる。
- 放射線肺炎に対するシベレスタット治療は有効である可能性がある(推奨度3)。
- 放射線肺炎の診断において気管支肺胞洗浄(BAL)の有用性は高くはない(推奨度3)。
- 放射線治療終了後、誘因となる薬剤の投与によって、照射を受けた肺の領域に一致した間質性肺炎が起こる場合がある(radiation recall pneumonitis) 。
- すべての間質性肺炎は、その重症度にかかわらず、放射線肺炎のリスクと考えるべきである(推奨度1)。
- FDG-PET検査は腫瘍の再発・進展と放射線線維症との鑑別に有用である(推奨度3)。
- 体幹部定位放射線治療(SBRT)による放射線肺炎(放射線線維症)は、癌の局所再発との鑑別が難しい場合が多い。
- 放射線照射開始後早期に発症した放射線肺臓炎は重症化しやすい。
- 放射線治療によって器質化肺炎(OP, BOOP)が起こることがある。
- 高精度放射線治療においても放射線肺炎の発症頻度は低くはない。
- 放射線肺臓炎に対するステロイド治療の効果はほぼ確立されている(推奨度2)。
- 難治性放射線肺炎に対し、免疫抑制剤や血漿交換が試みられている(推奨度3)。
- 個々の症例について放射線肺炎の発症を的確に予測し得るものはない。
- 放射線肺炎の予防薬として確立されたものはない。
- KL-6は放射線肺炎の血清マーカーとして有用である(推奨度2)。
- 高精度放射線治療による放射線肺炎の画像所見は従来の照射方法のものと異なる。
- 放射線肺炎に対するシベレスタット治療は有効である可能性がある(推奨度3)。
- 放射線肺炎の診断において気管支肺胞洗浄(BAL)の有用性は高くはない(推奨度3)。
- 放射線治療終了後、誘因となる薬剤の投与によって、照射を受けた肺の領域に一致した間質性肺炎が起こる場合がある(radiation recall pneumonitis) 。
- すべての間質性肺炎は、その重症度にかかわらず、放射線肺炎のリスクと考えるべきである(推奨度1)。
- FDG-PET検査は腫瘍の再発・進展と放射線線維症との鑑別に有用である(推奨度3)。
- 体幹部定位放射線治療(SBRT)による放射線肺炎(放射線線維症)は、癌の局所再発との鑑別が難しい場合が多い。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
(詳細はこちらを参照)
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
