今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 山口泰弘 自治医科大学附属さいたま医療センター 呼吸器内科

監修: 長瀬隆英 東京大学名誉教授

著者校正/監修レビュー済:2025/04/09
参考ガイドライン:
  1. Fan E, Del Sorbo L, Goligher EC, et al. An Official American Thoracic Society/European Society of Intensive Care Medicine/Society of Critical Care Medicine Clinical Practice Guideline: Mechanical Ventilation in Adult Patients with Acute Respiratory Distress Syndrome. Am J Respir Crit Care Med, 2017; 195(9): 1253-63. PMID: 28459336
  1. 日本集中治療医学会:ARDS診療ガイドライン2021
  1. 日本呼吸療法医学会:ARDSに対するClinical Practice Guideline 第2版
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、以下について追記した。
  1. 非侵襲的陽圧換気に関する記載を追加した。
  1. 人工呼吸器関連肺炎予防バンドルに関する解説を追加した。

概要・推奨   

  1. 酸素吸入を行っても低酸素血症が進行する場合、ほかに臓器不全がなければ、非侵襲的呼吸補助(noninvasive positive pressure ventilation:NPPV、あるいは、high flow nasal cannula:HFNC)が提案される(推奨度2)
  1. 非侵襲的呼吸補助を実施する場合にも、必要に応じて速やかに人工呼吸器管理へ移行できる環境を整える。
  1. 人工呼吸器管理において、1回換気量は10 mL/kg以下(4~8 mL/kg程度)の低換気量とし、吸気終末のプラトー圧は30 cmH2O以下になるように設定する。1回換気量を設定する場合の体重は実測体重ではなく、predicted body weightを用いることが推奨される(推奨度1)
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  1. FIO2は低酸素血症を防ぐために1.0で開始する。PaO2が低下している場合は、PEEPを初期設定(5 cmH2O)から3~5 cmH2Oきざみに上げて平均気道内圧を上昇させる。PEEPの上限は20 cmH2Oとすることが推奨される(推奨度2)
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  1. 換気量低下によるPaCO2の増加は頭蓋内圧亢進症状の危険性がない場合は容認し、過度に換気容量を増加させない(permissive hypercapnia)。PaCO2はpH>7.2でPaCO2<80 mmHgを目安とする(推奨度2)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
監修:長瀬隆英 : 特に申告事項無し[2025年]

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