鎮痛・解熱薬(薬理) :トップ    

中原 保裕1) 『今日の臨床サポート』編集部2) 1)(有)ファーマシューティカルケア研究... 2)

概要

まとめ:
  1. 鎮痛薬には、アセトアミノフェン、NSAIDs(アントラニル酸系・サリチル酸系・ピリン系・アリール酢酸系・塩基性・プロピオン酸系・オキシカム系・コキシブ系・ブコローム・ジメトチアジン)、麻薬性鎮痛薬、神経性疼痛緩和薬、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液などが存在する。また、片頭痛の治療薬として、カフェイン、トリプタン系薬、片頭痛予防薬が存在する。
  1. 疼痛医療の基本として、下記のWHO方式がある。ただし、病状が進行すると経口投与が困難となることも少なくないため、貼付薬、坐薬、持続皮下注射などの経口以外の投与経路も考えておく必要がある。
  1. できるだけ経口薬を選択する(by the mouth)。
  1. 痛みが起きる前に定期的に使用する(by the clock)。
  1. 強い痛みには強い鎮痛薬を使用し、弱い痛みには弱い鎮痛薬を使用する(by the ladder)。
  1. それぞれの患者ごとに投与量を調整する(for the individual)。
  1. 副作用対策、レスキューの設定、鎮痛補助薬の投与などの細かい設定を行う(with attention to detail)。
  1. WHO(世界保健機関)による癌性疼痛治療の三段階ラダー(改変):<図表>
 
アセトアミノフェン・NSAIDs:
  1. ポイント:
  1. NSAIDsは、シクロオキシゲナーゼのはたらきを阻害してプロスタグランジンやトロンボキサン等の生成を抑制し解熱・鎮痛・抗炎症作用を持つ。
  1. 基本構造分類:
  1. NSAIDsは、さらにその基本構造によりアリール酢酸系、プロピオン酸系などに細分類される。各細分類はそれぞれ以下のような作用を持つ。
  1. 解熱・鎮痛・抗炎症作用:
  1. アリール酢酸系
  1. プロピオン酸系
  1. 解熱・鎮痛作用:
  1. アセトアミノフェン:
  1. ピリン系薬
  1. サリチル酸系
  1. アントラニル酸系
  1. 鎮痛・抗炎症作用:
  1. オキシカム系
  1. コキシブ系
  1. 鎮痛作用:

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

WHO(世界保健機関)による癌性疼痛治療の三段階ラダー(改変)
片頭痛発生のメカニズムと薬の作用点
持続皮下注射の実際
テルモTE361PCA
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高機能型PCAポンプ(CADD-Legacy PCAポンプ)
著者校正/監修レビュー済
2016/08/19