抗てんかん薬(薬理) :トップ    

中原 保裕 (有)ファーマシューティカルケア研究所

概要

まとめ:
  1. てんかんの治療薬として、ヒダントイン系薬、ヒダントイン系配合薬、オキサゾリジン系薬、バルビツール酸系薬、ベンゾジアゼピン系薬、バルプロ酸系薬、スルホンアミド系薬、フェナセミド系薬、イミノスチルベン系薬、サトスクシミド、ラモトリギン、レベチラセタム、トピラマート、ドラベ症候群治療薬、レノックス・ガストー症候群治療薬、AMPA受容体遮断薬ペランパネル(フィコンパ)、ラコサミド(ヒムパット)、ビガバトリン(サブリル)、オクスカルバゼピン(オクノベル)などが存在する。
  1. 治療は、発作が部分発作であるか全般発作であるのかで第1選択薬が異なる。部分発作であればカルバマゼピン(テグレトール)、全般発作であればバルプロ酸(デパケン、セレニカ)を選ぶが、どちらか判断し難い場合は、取りあえずバルプロ酸やレベチラセタム(イーケプラ)が導入しやすい。その場合には、経過の中で薬物を適正化する。
  1. 主な抗てんかん薬の治療域血中濃度と薬物動態:<図表>
  1. 抗てんかん薬の薬物相互作用:<図表>
  1. 抗てんかん薬の副作用:<図表>
  1. 他の薬剤が抗てんかん薬に及ぼす影響:<図表>
  1. 治療を始めるにあたり患者家族に説明すべき事柄:<図表>
 
治療:
  1. ポイント:
  1. 原則として、誘因なく2回以上てんかん発作を反復する場合に治療を開始する。また、治療は年齢と発作が部分発作であるか全般発作であるのかで第1選択薬が異なる。
  1. 薬物治療:
  1. 薬物治療は単剤、漸増が原則であり複合剤(ヒダントールFなど)は基本的に使用しない。
  1. 成人の部分発作では、カルバマゼピン(テグレトール)を第1選択とすることが多い。ただし、小児の全般てんかん症候群や進行性ミオクローヌスてんかんなどではバルプロ酸(デパケン)が選択される。
  1. 高齢…

追加情報ページへのリンク

  • 抗てんかん薬(薬理)に関する詳細情報
  • 抗てんかん薬(薬理)に関する画像 (10件)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

抗てんかん薬の作用機序
他の薬剤が抗てんかん薬に及ぼす影響
著者校正/監修レビュー済
2018/03/15


詳細ナビ