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2型糖尿病

著者: 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科

監修: 野田光彦 国際医療福祉大学市川病院 糖尿病・代謝・内分泌内科

著者校正/監修レビュー済:2020/01/17

概要・推奨  

  1. メトホルミン(メトグルコなど)が2型糖尿病治療の第1選択薬として推奨される。ただしeGFR30未満では投与禁忌。(推奨度1)。
  1. DPP-4阻害薬(ジャヌビア・グラクティブなど)が2型糖尿病治療の第2選択薬として推奨される(推奨度1)。
  1. スルホニル尿素(SU)薬(グリミクロンなど)またはSGLT2阻害薬(スーグラなど)またはα-グルコシダーゼ阻害薬(グルコバイなど)が2型糖尿病治療の第3選択薬として推奨される(推奨度2)。
  1. 腎機能低下・高齢など低血糖を起こしやすい場合、SU薬の代わりにグリニド系薬(シュアポストなど)の慎重投与を考慮する。
  1. 糖尿病性腎症の進展抑制の点で、ロサルタン(ニューロタン)投与が推奨される(推奨度1)。
  1. 有痛性糖尿病性ニューロパチーの治療薬としてプレガバリン(リリカ)またはデュロキセチン(サインバルタ)またはアミトリプチリン(トリプタノール)が推奨される(推奨度1)。
  1. 食事療法の実践で血糖コントロールが改善し、糖尿病合併症のリスクが低下する。また、管理栄養士による指導が有用である(推奨度1)。
  1. 運動療法で血糖コントロールが改善する。日常生活で身体活動量を増やすだけでも、長期間継続すれば効果がある(推奨度1)。
  1. スタチン投与で糖尿病患者の大血管症が減少する(推奨度1)。
  1. 糖尿病患者への第1選択薬は腎保護作用を有するACE阻害薬またはARBである(推奨度1)。
  1. メトホルミン(メトグルコなど)はアジア人の大血管症抑制に有効である(推奨度1)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 最新の診療ガイドラインに準拠した。
  1. 前版後に論文発表された主要な治療薬エビデンスを反映させた。


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