しゃっくり :トップ    
監修: 山中克郎 諏訪中央病院
伊藤裕司 中東遠総合医療センター 総合内科

概要

症状のポイント:
  1. しゃっくりとは、横隔膜の不随意なけいれんにより、吸気時に突然発声する状態である。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. しゃっくりを主訴とする疾患で、緊急の対応を必要とするのは、頭蓋内疾患、発熱を伴う場合、低ナトリウム血症に代表される電解質異常、脱水などの合併症を起こしている場合である。それぞれの診断、症状に伴い対応を行う。
 
症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. 原疾患の治療を迅速に行えない場合は、対症療法として非薬物療法および薬物療法を考慮する。
  1. 非薬物療法(舌を強制的に引っ張る、砂糖を吸い込む、反対側から水を飲む、経鼻胃管で咽頭を直接刺激、冷水を飲む、Valsalva法、鍼治療)と薬物療法(メトクロプラミド、クロルプロマジン、バクロフェン、ガバペンチン)が存在する。 エビデンス   エビデンス   エビデンス   エビデンス   エビデンス 
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 48時間以上持続している場合、特殊な検査機器が必要になる場合もあるため、検査可能な施設に紹介をする必要がある。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

48時間以上持続するしゃっくりの際に検討する検査例
  1. 48時間以上持続する場合には、背景に重大な基礎疾患がある可能性が高くなる。
  1. 頻度の多い疾患として、上部消化管病変脳血管障害冠動脈疾患外科手術後の障害糖尿病などが挙げられる。
  1. 問診、身体診察を基に上記鑑別疾患を考慮し下記の検査を検討する。
○ しゃっくりの場合、下記を病態に合わせて適宜行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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著者校正/監修レビュー済
2017/02/28

編集部編集コンテンツ:
 
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