しゃっくり

著者: 伊藤裕司 中東遠総合医療センター 総合内科

監修: 山中克郎 福島県立医科大学会津医療センター総合内科

著者校正/監修レビュー済:2020/06/26

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概要・推奨  

  1. 48時間以上持続する場合、男性、睡眠中でもしゃっくりが発生する場合には、背景に原因疾患がある場合が多く、原因疾患の検索を行うことを強く推奨する(推奨度1)。
  1. 頭蓋内(脳幹)および求心路となる横隔神経・迷走神経・胸椎神経の走行経路(頭頸部、胸部、背部、腹部)に従った問診・診察を心がける。
  1. 48時間以上持続するしゃっくり患者に対して、頭蓋外疾患が除外されていれば明らかな神経学的異常がなくても、頭頸部MRI検査を次に行うことを推奨する(推奨度2)。
  1. 48時間以上続くしゃっくりでは有害事象の観点から、治療を選択する場合はまず非薬物療法を選択する。ただし、これらには十分なエビデンスはなく、患者・臨床現場の状況に合わせて選択をする。
  1. 48時間以上続くしゃっくりに対して、メトクロプラミドを内服で使用することが推奨される。長期間使用する場合には錐体外路症状に注意すべきである(推奨度2)。
  1. 腎機能障害のない患者で、48時間以上続くしゃっくりに対して、バクロフェンを内服で使用することが推奨される。特に脳血管障害後のしゃっくりに強く推奨される(推奨度2)。
  1. 48時間以上続くしゃっくりに対して、ガバペンチンを内服で使用することが推奨される。特に脳血管障害や悪性腫瘍患者でも忍容性が高いことも報告されている。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、推奨文について修正を行った。

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