今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 高萩俊輔1) JA広島総合病院 皮膚科

著者: 秀 道広2) 広島市民病院病院長/広島大学名誉教授・病院特別顧問

監修: 戸倉新樹 掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター 参与/浜松医科大学 名誉教授

著者校正/監修レビュー済:2024/12/11
参考ガイドライン:
  1. 秀 道広ら:日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン2018. 日本皮膚科学会雑誌 128: 2503-624, 2018.
  1. Zuberbier T, Abdul Latiff AH, Abuzakouk M et al. The international EAACI/GA²LEN/EuroGuiDerm/APAAACI guideline for the definition, classification, diagnosis, and management of urticaria. Allergy 2022; 77: 734-66.
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、下記の点を加筆・修正した。
  1. 慢性特発性蕁麻疹に対してデュピルマブが保険収載されたため、難治症例の治療の項を修正・追記した。

概要・推奨   

疾患の概要:
  1. 蕁麻疹とは、紅斑を伴う一過性、限局性の浮腫(膨疹)が病的に出没する疾患であり、多くは痒みを伴う。眼瞼や口唇などの皮膚粘膜の深部を中心とした限局性浮腫のことを特に血管性浮腫と呼ぶ。血管性浮腫は、それ単独で、あるいは蕁麻疹に合併して出現する。
  1. 特発性の蕁麻と刺激誘発型の蕁麻疹に大きく分類される。
  1. 特発性の蕁麻疹は、最も多い蕁麻疹の病型で、特定の誘因なく毎日規則的に皮疹の出没を繰り返す。刺激誘発型の蕁麻疹は擦過、寒冷、日光などの特定の刺激や条件が加わったときに基本的に曝露部位に皮疹が誘発される。
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  1. 難治例に対しては、ヒスタミンH2受容体拮抗薬、抗ロイコトリエン薬、オマリズマブ、デュピルマブを併用する。特殊な場合を除き、ステロイド内服は短期間にとどめる。
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病態・疫学・診察 

疾患情報  
  1. 蕁麻疹は膨疹、すなわち紅斑を伴う一過性、限局性の浮腫が病的に出没する疾患であり、多くは痒みを伴う。通常の蕁麻疹に合併して、あるいは単独に、皮膚ないし粘膜の深部を中心とした限局性浮腫のことを特に血管性浮腫と呼ぶ。
  1. 蕁麻疹の特徴は個々の皮疹の一過性にあるため、痒みを伴う紅斑が24時間以内に出没することが確認できれば、ほぼ蕁麻疹と考えてよい。
  1. 蕁麻疹の病型は、特発性の蕁麻疹と刺激誘発型の蕁麻疹に大きく分類される。特発性の蕁麻疹は、特定の誘因なく、毎日規則的に皮疹の出没を繰り返すタイプで、病悩期間により急性蕁麻疹(発症6週間以内)と慢性蕁麻疹(同6週間以上)に分けられる。刺激誘発型の蕁麻疹は、特定の刺激や条件が加わったときに皮疹が誘発されるタイプで、誘発刺激の種類により種々の蕁麻疹病型を含む。
  1. 発症後6週間以上経過した蕁麻疹(刺激誘発型を含む)の発症頻度は国と地域により異なる[1]。アジアからは人口の1.4%(0.5-2.9)と報告されており、南米の1.5%(0.0-6.0)と同程度で欧州の0.5%(0.2-1.0)、北米の0.1%(0.1-0.1)よりは多い。
  1. 患者のみならず医療従事者が想定しているのは外来抗原によるアレルギー性の蕁麻疹であるが、実際には特発性の蕁麻疹が最も多く、原因として特定の抗原を同定できることは少ない。田中らによる広島大学病院皮膚科外来での集計ではアレルギー性の蕁麻疹の割合は全蕁麻疹中5.4であった[2]。そのため、アレルギー性の蕁麻疹が疑われる場合を除き、すべての蕁麻疹に網羅的にI型アレルギーの検査を行うことは推奨されない。
 
蕁麻疹の主な病型:
特発性の蕁麻疹:
  1. 急性蕁麻疹(発症後6週間以内)
  1. 慢性蕁麻疹(発症後6週間以上)
刺激誘発型の蕁麻疹:
  1. アレルギー性の蕁麻疹
  1. 食物依存性運動誘発アナフィラキシー
  1. 非アレルギー性の蕁麻疹
  1. アスピリン蕁麻疹(不耐症による蕁麻疹)
  1. 物理性蕁麻疹(機械性蕁麻疹、寒冷蕁麻疹、日光蕁麻疹、温熱蕁麻疹、遅延性圧蕁麻疹、水蕁麻疹)
  1. コリン性蕁麻疹
  1. 接触蕁麻
血管性浮腫:
  1. 特発性の血管性浮腫
  1. 刺激誘発型の血管性浮腫(振動血管性浮腫を含む)
  1. ブラジキニン起因性の血管性浮腫
  1. 遺伝性血管性浮腫
蕁麻疹関連疾患:
  1. 蕁麻疹様血管炎
  1. 色素性蕁麻疹
  1. Schnitzler症候群およびクリオピリン関連周期熱症候群
問診・診察のポイント  
  1. 痒みを伴う紅斑が出現した後、24時間以内に色素沈着を残さず消退することを確認する。受診時に皮疹がみられないこともしばしばある。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
高萩俊輔 : 旅費,贈答品など(武田薬品工業(株))[2024年]
秀 道広 : 講演料(シーエスエルベーリング(株),武田薬品工業(株),Takeda,田辺三菱製薬(株),鳥居薬品(株))[2024年]
監修:戸倉新樹 : 講演料(サノフィ(株),日本イーライリリー(株),アッヴィ合同会社,協和キリン(株))[2024年]

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