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腎梗塞

著者: 伊藤千春1) 自治医科大学 腎臓内科

著者: 長田太助2) 自治医科大学 腎臓内科学

監修: 岡田浩一 埼玉医科大学 腎臓内科

著者校正/監修レビュー済:2019/10/03

概要・推奨  

  1. 腎動脈塞栓症・腎梗塞の患者では、最初に心房細動が基礎疾患であることを疑う(推奨度1)。
  1. 腎梗塞の診断のとき血尿がなくとも否定はできない(推奨度1)。
  1. 腎動脈塞栓症の画像診断の第1選択は造影CTである(推奨度1)。
  1. 腎動脈塞栓症の腎機能予後は比較的よいが、腎機能廃絶例では死亡リスクも上昇する。
  1. 発症から時間が経っていても治療で腎機能が戻ることもある(推奨度2)。
  1. 胸部大動脈の高度のプラークによる腎梗塞の予防にはスタチンが効果的である(推奨度2)。
  1. 心臓内血栓形成のリスクがない腎動脈塞栓症も存在する(推奨度2)。
  1. まれだがfibromuscular dysplasia(線維筋性異形成)が基礎疾患にある場合がある(推奨度2)。
  1. まれだがspontaneous renal artery dissectionによる腎梗塞もある(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 画像診断について一部改訂を行った。
  1. 急性腎障害、慢性腎障害の危険因子について加筆修正を行った。


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