Now processing ... 

咳·喘鳴·呼吸困難(小児科)

概要・推奨

  1. 小児における急性咳嗽の原因の多くはウイルス性上気道炎であり、特に検査を必要としない(推奨度1)
  1. 夜間咳嗽があるかを問診することは大切である(推奨度2)
  1. 肺炎の重症度を評価するのに役立つ臨床指標は多呼吸と努力性呼吸の有無である(推奨度2)
  1. 小児の慢性咳嗽で特異的咳嗽を示唆する所見としては、湿性咳嗽の有無が重要である(推奨度2)
  1. 12歳未満の小児に対する鎮咳薬として、コデインは投与禁忌である(推奨度2)
  1. 乳幼児の突然の咳嗽、呼吸困難には、気道異物の可能性を考慮する。

咳·喘鳴·呼吸困難(小児科)

概要・推奨

  1. 小児における急性咳嗽の原因の多くはウイルス性上気道炎であり、特に検査を必要としない(推奨度1)
  1. 夜間咳嗽があるかを問診することは大切である(推奨度2)
  1. 肺炎の重症度を評価するのに役立つ臨床指標は多呼吸と努力性呼吸の有無である(推奨度2)
  1. 小児の慢性咳嗽で特異的咳嗽を示唆する所見としては、湿性咳嗽の有無が重要である(推奨度2)
  1. 12歳未満の小児に対する鎮咳薬として、コデインは投与禁忌である(推奨度2)
  1. 乳幼児の突然の咳嗽、呼吸困難には、気道異物の可能性を考慮する。

「咳」の画像検索結果

咳喘息
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態) 咳喘息は咳を唯一の症状とする喘息である[1]。喘息と同様に気道には好酸球性気道炎症やリモデリングがみられ[2][3]、軽度の気道攣縮により咳が惹起される。わが国の成人慢性咳嗽
診断方針 > 想起
診断方針 > 診断
百日
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態) 百日とは、百日菌(Bordetella pertussis)による急性感染症で、長期にわたる激しい発作の特徴的な疾患である。なお、ワクチンは10年程度しか効果が続かないことがわかっており
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
診断方針 > 想起
スタンダードプリコーションと感染防御(在宅医療)
各論 > エチケット体の飛沫や媒介物伝播を防止するため、気道分泌物を押さえ込む感染源管理方法が重要となる。 そのために推奨される方法としてCDCが示したのが「エチケット」である。 これは呼吸器感染の徴候
各論 > 標準予防策の基本
各論 > 飛沫感染とその予防策
学校における感染症の予防(学校保健安全法)(小児科)
各論 > 百日の出席停止期間 2012年4月に学校保健安全法施行規則が一部改正され、百日の出席停止期間が改定された。 百日の特徴的な症状は、コンコンと咳き込んだ後、ヒューと笛を吹くような音を立てて息を吸う、特有の
各論 > 就学時の健康診断と予防接種
各論 > 学校保健安全法に関する用語と関係条文
痰の異常(喀痰、血痰)
症状評価 > 症状治療・診断的治療 安静 対症療法としては止血薬の投与、がある場合は鎮薬、呼吸不全を伴う場合は酸素投与を行う。 肺の基礎疾患が明らかな場合は、その治療も行う。
病態・疫学・診察 > 疫学情報・病態・注意事項
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
かぜ
治療方針 > 難治症例の治療週間以上持続する場合は遷延性咳嗽という枠組みで鑑別をしなおすと、咳喘息やアトピー咳嗽など治療可能な疾患の発見につながることがある。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
治療方針 > 治療
慢性咳嗽
病態・疫学・診察 > 疫学情報・病態・注意事項薬 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 喫煙 慢性咳嗽の原因疾患は欧米と相違がある。欧米では咳喘息、後鼻漏、胃食道逆流症の頻度が高いとされているが、日本では咳喘息は高頻度にみられるが、後鼻漏、胃食
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
症状評価 > 緊急対応
市中肺炎
診断方針 > 想起 発熱患者で呼吸苦、、喀痰などの呼吸器症状を伴えば、まず肺炎を疑う。 高齢者の場合、無熱であっても食欲不振、意識障害、全身倦怠感など非特異的な症状を訴えたら積極的に疑い、診察する。胸部X
病態・疫学・診察 > 疾患情報
クリプトコッカス肺炎
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント クリプトコッカス肺炎の経過は、急性から亜急性・慢性、無症状まで幅がある。 免疫健常者のクリプトコッカス肺炎では無症状が1/4~1/2にも上る[2]。 発熱、、痰、胸痛、息切れ、体重
本態性高血圧症
治療方針 > 薬物治療:ACE阻害薬している。 の誘発がACE阻害薬を服用する高齢者の誤嚥性肺炎を防止するとの観察研究もある[127]。 使用上の注意: 腎機能が一時的に悪化する例が見られる。 一部のデキストラン硫酸固定化
睡眠時無呼吸症候群
診断方針 > 想起 睡眠中のビデオや家族の話から陥没呼吸、いびき、口呼吸、(嘔吐)、頚部過進展+側臥位の独特な寝姿勢の有無を確認する。 [ID0605e] 小児
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
診断方針 > 想起 喫煙歴のある中高年患者が、体動時の呼吸困難や慢性の・痰を訴えた場合、COPDを疑う。
治療方針 > 症例
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
胸水
症状評価 > 患者の訴え内容 胸水貯留による直接的なもの:が出る、動くと息が苦しい、胸が痛い。 約25%の患者は無症状である。胸水貯留による症状よりも原因疾患による症状が前面に出ることも多い。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
心肺蘇生法
各論 > 気道異物除去、嘔吐直後など)、窒息のサイン(universal choking sign)、音のない、吸気性喘鳴などがあり苦しがっていれば、気道閉塞を疑う。 気道閉塞による窒息患者では、図のようなジェスチャー
胸痛
各論 > 呼吸器系疾患の評価 一般的に緊急性が高い肺塞栓と(緊張性)気胸については、以下の記載を参照する。 肺炎や肺癌も胸痛の鑑別として挙がるが、胸痛だけを呈することはまずない。通常は、息苦しさ、体重減少などを伴い
全身性強皮症
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント 問診: 以下の症状の有無を確認する。また、それぞれいつ頃からか、症状の増悪や寛解はあるかも聴取する。 労作時呼吸困難 胸痛 失神 胸やけ 嚥下
失神
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 血管迷走神経性失神:非常に頻度が高い。恐怖、痛み、激しい、排便時のいきみ、冷水に顔を漬ける、首(頚動脈)のマッサージ、眼球の圧迫、嘔吐などの行為で誘発されたときに疑う。特異的検査
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
症状評価 > 診断と治療に関する推奨
感冒(急性上気道炎・鼻副鼻腔炎)(小児科)
診断方針 > 診断0701e] 鼻水やを主にする疾患 鼻副鼻腔炎で抗菌薬を考慮すべき状態は、以下のいずれかに当てはまるときである[2] 10 日間以上続く鼻汁・後鼻漏や日中のを認めるもの。 39
治療方針 > 治療
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
インフルエンザ
治療方針 > 重症度・予後 予後: 自然に治癒する。健常者では平均的には3~4日で解熱し、長くても1週間以内に軽快する。・痰・鼻水といった上気道症状が、週単位で遷延することが時にある。また、型による違いに関しては、わが
診断方針 > 診断
治療方針 > 治療
気管支喘息(小児科)
診断方針 > 想起 喘息に特徴的な症状があり、反復する場合は喘息の存在を想起する。 軽度の場合はが主症状で呼吸困難も軽く、[Disease:1604 上気道炎]など他疾患と思われている場合もある。長引く
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント器を中心とした全身症状や所見の出現に注意する。 例:神経・筋障害(末梢神経障害:約75%、多発性単神経炎が多い)、消化器症状(腹痛、下痢、消化管出血、消化管穿孔)、循環器症状(不整脈、胸痛、動悸、背部痛)、呼吸器症状(・呼吸困難、一過
丘疹紅斑型薬疹
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントする。 皮疹以外の症状にも注意を払う。発熱、眼球結膜や口腔などの粘膜症状、表在リンパ節腫大、関節症状、などの上気道症状、下痢などの腹部症状など有無に注意を払い、診察する。 鑑別すべき疾患には感染症
リンパ節腫大
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 トキソプラズマ症:感染初期は伝染性単核球症と同様の症状を来す。血清にて抗体検査を行う。 サルコイドーシス:や呼吸困難、目のかすみなどの症状を伴う場合、想起する。胸部X線写真にて肺門部
中東呼吸器症候群 (Middle East respirat...
治療方針 > 感染防護・消毒 外来ではエチケットを含む標準予防策を徹底し飛沫感染予防策を行う。疑い患者においては、原則サージカルマスクを着用させる。また、入院患者については、接触感染予防策を追加しさらにエアロゾル発生の可能
診断方針 > 想起
病態・疫学・診察 > 疾患情報
急性肺塞栓症
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 性の場合はより広範な血栓塞栓を認めることが多い(遅発性:41% vs 急性:26%)。 胸膜痛:66% :37% 血痰・喀血:13% 各所見の頻度: 頻呼吸または頻脈:91% 頻呼吸:54~70% 頻脈
結核性髄膜炎
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントによる他臓器病変の症状がないか確認する(呼吸器症状:、痰、呼吸苦など、消化器症状:下痢など、椎体炎の症状:腰痛、背部痛など)。 亜急性髄膜炎の鑑別診断のための問診(鳥との接触歴、コク
アナフィラキシー
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントの痒み、嗄声、吸気性喘鳴(stridor)、喘鳴、、鼻汁、鼻閉、くしゃみ、頻呼吸、息切れ、胸部絞扼感、ピークフロー値の低下、チアノーゼ、呼吸停止[7] 循環器症状(最大45%で出
びまん性汎細気管支炎(DPB)
治療方針 > 重症度・予後 重症度: 本症の重症度は、厚生省の平成10年度「呼吸器系疾患調査研究班」報告書の記載に従う[1]。 1級:PaO2 ≦ 59 torr ・痰頻発、痰量 ≧ 50 mL、F,H-J IV
治療方針 > 治療
クループ症候群(小児科)
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 発症が急か、緩徐(数日以上経て)かを尋ねる。 咳嗽の性状(犬吠様漱、オットセイ様漱)、発熱や嗄声の有無、増悪した時間帯を問う。 咽頭痛、流涎の有無(流涎がある場合はウイルス
診断方針 > 想起
診断方針 > 診断
肺サルコイドーシス
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイントたときはサルコイドーシスの可能性を考慮する。 CTで肺病変の広がりを把握する。 労作時息切れやなどの呼吸器症状の有無やその程度を調べる。 本症を疑う例(および診断例)では霧視などの眼所見、皮疹
治療方針 > 治療
食道アカラシア
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント つかえ感の詳細 例:夜間の吐逆の有無、嘔吐の有無、嘔吐物(アカラシアでは胃酸を含まないため、苦い、酸っぱいなどの訴えはない) 体重減少、呼吸器合併症の有無(慢性) 嚥下障害
認知症
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患定する。 側頭葉てんかん:不安、幻味・幻臭などの前兆(ない場合もある)に続く、凝視、口部自動症(なめる、かむ、舌打ち、)、無意味な動作の繰り返しといった自動症などの1~2分の発作、発作中の全健忘と、前後
発熱・不明熱
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 ウイルス性上気道炎:基本的には頻度の高い疾患なので常に鑑別疾患として考慮する。病歴から診断する。特に、咽頭痛、、鼻水、発熱、関節痛などの複数の症状が同時に出現する場合に疑わしい。 尿路
症状評価 > 診断へのアプローチ
鑑別疾患 > 治療可能なまれな疾患
インフルエンザ脳症
治療方針 > 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点(含む感染経路): 標準予防策に加え、飛沫感染予防を行う。 乳幼児などエチケットや適切な手指衛生行動ができない患者では接触感染を追加
急性扁桃炎(小児科)
診断方針 > 診断発赤・苺舌、発疹、嘔気・嘔吐、腹痛を認める場合には溶連菌が考えられる。 鼻水、、下痢などを訴えていればウイルス性の可能性が高い。結膜炎を伴う場合にはアデノウイルス、口内
診断方針 > 想起
感染症患者の届出の義務
各論 > 5類感染症ブドウ球菌感染症、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、百日、風しん、麻しん、薬剤耐性アシネトバクター感染症――の24疾患がある。 定点把握には、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭
アレルギー性鼻炎
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)]。 間欠性は週4日未満あるいは4週間未満、持続性は週4日以上あるいは4週間以上の症状を有すると定義される[2]。 通年性は小児発症が、季節性は成人発症が多い。 季節性において、咽頭違和感、全身
腰椎椎間板ヘルニア
診断方針 > 想起 腰痛および強い下肢痛を認めた場合。 下腿まで放散する疼痛、神経根の支配領域に一致する疼痛、やくしゃみにより悪化する疼痛、発作性の疼痛に加えて、安静時痛があり、体動によって悪化する疼痛、排
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
頭痛
鑑別疾患 > 鑑別疾患:まれな重篤でない疾患上認める)、持続性(1年以上1カ月以上の寛解期を認めず継続)、治療用量のインドメタシンにて特異的に著効することで診断となる。、くしゃみ、笑うなどの行為で誘発され、痛みは、穿刺
鑑別疾患 > 原因疾患:頻度の高い疾患
急性気管支炎・急性細気管支炎
治療方針 > 隔離・感染予防・公衆衛生面での注意点 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点およびワクチンについて: 急性気管支炎、急性細気管支炎を来す病原体で隔離が必要となるのは感染力の強いインフルエンザ、百日、マイコプラズマ感染症、小児
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
治療方針 > 治療
気管支喘息
診断方針 > 診断する。 長期の喫煙歴、中年期以降の発症、徐々に進行する慢性のや痰、労作時呼吸困難などの症状、気管支拡張薬投与後のFEV1%が70%未満の場合は、COPDの可能性を考慮し、胸部CT画像や肺拡散能なども評価
全身の疼痛
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 関節痛、筋痛、骨痛、神経障害性疼痛などの区別がはっきりしない状況において、最も多いものはウイルス感染に伴う全身痛と思われる。 急性の経過で、痰、咽頭痛などのウイルス性上気道炎を疑う所見
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
小細胞肺癌(初期)
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント index)、受動喫煙の有無、職業歴など。 全身症状の有無→ 体重減少、全身倦怠感、食欲低下、発熱、浮腫、反回神経麻痺による嗄声など。 呼吸器症状の有無→ 、血痰、呼吸困難、喘鳴、胸痛
診断方針 > 想起
肺水腫
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 肺水腫共通の問診・診察: 急性の息切れ・呼吸困難(ときに、、痰、喘鳴) 胸部で水泡音の聴取
診断方針 > 想起
診断方針 > 診断
急性中耳炎
診断方針 > 想起 多くの場合、上気道炎症状が認められる。 乳児では不明熱の持続、鼻汁の継続、啼泣、不機嫌、耳を触る、耳漏がみられたとき。 幼児では耳痛、先行するかぜ症状(上気道炎症状)、、鼻汁
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
急性中耳炎重症例(両側)
関節リウマチ
治療方針 > メトトレキサートもしくは葉酸投与により治療可能である。発熱、、労作時息切れなどの呼吸障害は重篤な肺障害の合併を意味するので、MTXは即座に中止し入院管理とし肺病変の精査を行う。なお、最大投与量は16mg/週で
治療方針 > ペフィシチニブ
治療方針 > バリシチニブ
労作性の呼吸困難
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 から疑い、血中サリチル酸濃度を測定する。 気管腫瘍:喘鳴、、嗄声、呼吸困難、血痰、ストライダーなどから疑い、CT検査、気管支鏡検査を行う。喘息と診断されていることが多い。 神経筋疾患:重症
各論 > アナフィラキシーの診断・治療
症状評価 > 新型コロナウイルス感染症の診断、治療0218]
呼吸困難
症状評価 > 症状治療・診断的治療 新規発症の喘息(咳喘息も含む)やCOPDを疑う場合には患者に説明し診断的治療の目的でβ2刺激薬を使用し、その後の自覚症状、SpO2、喘鳴などにて判断をすることがある。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
学校における感染症の予防(学校保健安全法)(小児科)
各論 > 百日の出席停止期間 2012年4月に学校保健安全法施行規則が一部改正され、百日の出席停止期間が改定された。 百日の特徴的な症状は、コンコンと咳き込んだ後、ヒューと笛を吹くような音を立てて息を吸う、特有の
各論 > 就学時の健康診断と予防接種
各論 > 学校保健安全法に関する用語と関係条文
痰の異常(喀痰、血痰)
症状評価 > 症状治療・診断的治療 安静 対症療法としては止血薬の投与、がある場合は鎮薬、呼吸不全を伴う場合は酸素投与を行う。 肺の基礎疾患が明らかな場合は、その治療も行う。
病態・疫学・診察 > 疫学情報・病態・注意事項
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
かぜ
治療方針 > 難治症例の治療週間以上持続する場合は遷延性咳嗽という枠組みで鑑別をしなおすと、咳喘息やアトピー咳嗽など治療可能な疾患の発見につながることがある。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
治療方針 > 治療
慢性咳嗽
病態・疫学・診察 > 疫学情報・病態・注意事項薬 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 喫煙 慢性咳嗽の原因疾患は欧米と相違がある。欧米では咳喘息、後鼻漏、胃食道逆流症の頻度が高いとされているが、日本では咳喘息は高頻度にみられるが、後鼻漏、胃食
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
症状評価 > 緊急対応
市中肺炎
診断方針 > 想起 発熱患者で呼吸苦、、喀痰などの呼吸器症状を伴えば、まず肺炎を疑う。 高齢者の場合、無熱であっても食欲不振、意識障害、全身倦怠感など非特異的な症状を訴えたら積極的に疑い、診察する。胸部X
病態・疫学・診察 > 疾患情報
クリプトコッカス肺炎
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント クリプトコッカス肺炎の経過は、急性から亜急性・慢性、無症状まで幅がある。 免疫健常者のクリプトコッカス肺炎では無症状が1/4~1/2にも上る[2]。 発熱、、痰、胸痛、息切れ、体重
本態性高血圧症
治療方針 > 薬物治療:ACE阻害薬している。 の誘発がACE阻害薬を服用する高齢者の誤嚥性肺炎を防止するとの観察研究もある[127]。 使用上の注意: 腎機能が一時的に悪化する例が見られる。 一部のデキストラン硫酸固定化
睡眠時無呼吸症候群
診断方針 > 想起 睡眠中のビデオや家族の話から陥没呼吸、いびき、口呼吸、(嘔吐)、頚部過進展+側臥位の独特な寝姿勢の有無を確認する。 [ID0605e] 小児
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
診断方針 > 想起 喫煙歴のある中高年患者が、体動時の呼吸困難や慢性の・痰を訴えた場合、COPDを疑う。
治療方針 > 症例
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
胸水
症状評価 > 患者の訴え内容 胸水貯留による直接的なもの:が出る、動くと息が苦しい、胸が痛い。 約25%の患者は無症状である。胸水貯留による症状よりも原因疾患による症状が前面に出ることも多い。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
心肺蘇生法
各論 > 気道異物除去、嘔吐直後など)、窒息のサイン(universal choking sign)、音のない、吸気性喘鳴などがあり苦しがっていれば、気道閉塞を疑う。 気道閉塞による窒息患者では、図のようなジェスチャー
胸痛
各論 > 呼吸器系疾患の評価 一般的に緊急性が高い肺塞栓と(緊張性)気胸については、以下の記載を参照する。 肺炎や肺癌も胸痛の鑑別として挙がるが、胸痛だけを呈することはまずない。通常は、息苦しさ、体重減少などを伴い
全身性強皮症
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント 問診: 以下の症状の有無を確認する。また、それぞれいつ頃からか、症状の増悪や寛解はあるかも聴取する。 労作時呼吸困難 胸痛 失神 胸やけ 嚥下
失神
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 血管迷走神経性失神:非常に頻度が高い。恐怖、痛み、激しい、排便時のいきみ、冷水に顔を漬ける、首(頚動脈)のマッサージ、眼球の圧迫、嘔吐などの行為で誘発されたときに疑う。特異的検査
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
症状評価 > 診断と治療に関する推奨
感冒(急性上気道炎・鼻副鼻腔炎)(小児科)
診断方針 > 診断0701e] 鼻水やを主にする疾患 鼻副鼻腔炎で抗菌薬を考慮すべき状態は、以下のいずれかに当てはまるときである[2] 10 日間以上続く鼻汁・後鼻漏や日中のを認めるもの。 39
治療方針 > 治療
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
インフルエンザ
治療方針 > 重症度・予後 予後: 自然に治癒する。健常者では平均的には3~4日で解熱し、長くても1週間以内に軽快する。・痰・鼻水といった上気道症状が、週単位で遷延することが時にある。また、型による違いに関しては、わが
診断方針 > 診断
治療方針 > 治療
気管支喘息(小児科)
診断方針 > 想起 喘息に特徴的な症状があり、反復する場合は喘息の存在を想起する。 軽度の場合はが主症状で呼吸困難も軽く、[Disease:1604 上気道炎]など他疾患と思われている場合もある。長引く
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント器を中心とした全身症状や所見の出現に注意する。 例:神経・筋障害(末梢神経障害:約75%、多発性単神経炎が多い)、消化器症状(腹痛、下痢、消化管出血、消化管穿孔)、循環器症状(不整脈、胸痛、動悸、背部痛)、呼吸器症状(・呼吸困難、一過
丘疹紅斑型薬疹
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントする。 皮疹以外の症状にも注意を払う。発熱、眼球結膜や口腔などの粘膜症状、表在リンパ節腫大、関節症状、などの上気道症状、下痢などの腹部症状など有無に注意を払い、診察する。 鑑別すべき疾患には感染症
リンパ節腫大
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 トキソプラズマ症:感染初期は伝染性単核球症と同様の症状を来す。血清にて抗体検査を行う。 サルコイドーシス:や呼吸困難、目のかすみなどの症状を伴う場合、想起する。胸部X線写真にて肺門部
中東呼吸器症候群 (Middle East respirat...
治療方針 > 感染防護・消毒 外来ではエチケットを含む標準予防策を徹底し飛沫感染予防策を行う。疑い患者においては、原則サージカルマスクを着用させる。また、入院患者については、接触感染予防策を追加しさらにエアロゾル発生の可能
診断方針 > 想起
病態・疫学・診察 > 疾患情報
急性肺塞栓症
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 性の場合はより広範な血栓塞栓を認めることが多い(遅発性:41% vs 急性:26%)。 胸膜痛:66% :37% 血痰・喀血:13% 各所見の頻度: 頻呼吸または頻脈:91% 頻呼吸:54~70% 頻脈
結核性髄膜炎
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントによる他臓器病変の症状がないか確認する(呼吸器症状:、痰、呼吸苦など、消化器症状:下痢など、椎体炎の症状:腰痛、背部痛など)。 亜急性髄膜炎の鑑別診断のための問診(鳥との接触歴、コク
アナフィラキシー
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイントの痒み、嗄声、吸気性喘鳴(stridor)、喘鳴、、鼻汁、鼻閉、くしゃみ、頻呼吸、息切れ、胸部絞扼感、ピークフロー値の低下、チアノーゼ、呼吸停止[7] 循環器症状(最大45%で出
びまん性汎細気管支炎(DPB)
治療方針 > 重症度・予後 重症度: 本症の重症度は、厚生省の平成10年度「呼吸器系疾患調査研究班」報告書の記載に従う[1]。 1級:PaO2 ≦ 59 torr ・痰頻発、痰量 ≧ 50 mL、F,H-J IV
治療方針 > 治療
クループ症候群(小児科)
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 発症が急か、緩徐(数日以上経て)かを尋ねる。 咳嗽の性状(犬吠様漱、オットセイ様漱)、発熱や嗄声の有無、増悪した時間帯を問う。 咽頭痛、流涎の有無(流涎がある場合はウイルス
診断方針 > 想起
診断方針 > 診断
肺サルコイドーシス
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイントたときはサルコイドーシスの可能性を考慮する。 CTで肺病変の広がりを把握する。 労作時息切れやなどの呼吸器症状の有無やその程度を調べる。 本症を疑う例(および診断例)では霧視などの眼所見、皮疹
治療方針 > 治療
食道アカラシア
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント つかえ感の詳細 例:夜間の吐逆の有無、嘔吐の有無、嘔吐物(アカラシアでは胃酸を含まないため、苦い、酸っぱいなどの訴えはない) 体重減少、呼吸器合併症の有無(慢性) 嚥下障害
認知症
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患定する。 側頭葉てんかん:不安、幻味・幻臭などの前兆(ない場合もある)に続く、凝視、口部自動症(なめる、かむ、舌打ち、)、無意味な動作の繰り返しといった自動症などの1~2分の発作、発作中の全健忘と、前後
発熱・不明熱
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 ウイルス性上気道炎:基本的には頻度の高い疾患なので常に鑑別疾患として考慮する。病歴から診断する。特に、咽頭痛、、鼻水、発熱、関節痛などの複数の症状が同時に出現する場合に疑わしい。 尿路
症状評価 > 診断へのアプローチ
鑑別疾患 > 治療可能なまれな疾患
インフルエンザ脳症
治療方針 > 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点(含む感染経路): 標準予防策に加え、飛沫感染予防を行う。 乳幼児などエチケットや適切な手指衛生行動ができない患者では接触感染を追加
急性扁桃炎(小児科)
診断方針 > 診断発赤・苺舌、発疹、嘔気・嘔吐、腹痛を認める場合には溶連菌が考えられる。 鼻水、、下痢などを訴えていればウイルス性の可能性が高い。結膜炎を伴う場合にはアデノウイルス、口内
診断方針 > 想起
感染症患者の届出の義務
各論 > 5類感染症ブドウ球菌感染症、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、百日、風しん、麻しん、薬剤耐性アシネトバクター感染症――の24疾患がある。 定点把握には、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭
アレルギー性鼻炎
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)]。 間欠性は週4日未満あるいは4週間未満、持続性は週4日以上あるいは4週間以上の症状を有すると定義される[2]。 通年性は小児発症が、季節性は成人発症が多い。 季節性において、咽頭違和感、全身
腰椎椎間板ヘルニア
診断方針 > 想起 腰痛および強い下肢痛を認めた場合。 下腿まで放散する疼痛、神経根の支配領域に一致する疼痛、やくしゃみにより悪化する疼痛、発作性の疼痛に加えて、安静時痛があり、体動によって悪化する疼痛、排
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
頭痛
鑑別疾患 > 鑑別疾患:まれな重篤でない疾患上認める)、持続性(1年以上1カ月以上の寛解期を認めず継続)、治療用量のインドメタシンにて特異的に著効することで診断となる。、くしゃみ、笑うなどの行為で誘発され、痛みは、穿刺
鑑別疾患 > 原因疾患:頻度の高い疾患
急性気管支炎・急性細気管支炎
治療方針 > 隔離・感染予防・公衆衛生面での注意点 隔離等、感染予防・公衆衛生面での注意点およびワクチンについて: 急性気管支炎、急性細気管支炎を来す病原体で隔離が必要となるのは感染力の強いインフルエンザ、百日、マイコプラズマ感染症、小児
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
治療方針 > 治療
気管支喘息
診断方針 > 診断する。 長期の喫煙歴、中年期以降の発症、徐々に進行する慢性のや痰、労作時呼吸困難などの症状、気管支拡張薬投与後のFEV1%が70%未満の場合は、COPDの可能性を考慮し、胸部CT画像や肺拡散能なども評価
全身の疼痛
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患 関節痛、筋痛、骨痛、神経障害性疼痛などの区別がはっきりしない状況において、最も多いものはウイルス感染に伴う全身痛と思われる。 急性の経過で、痰、咽頭痛などのウイルス性上気道炎を疑う所見
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
小細胞肺癌(初期)
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント index)、受動喫煙の有無、職業歴など。 全身症状の有無→ 体重減少、全身倦怠感、食欲低下、発熱、浮腫、反回神経麻痺による嗄声など。 呼吸器症状の有無→ 、血痰、呼吸困難、喘鳴、胸痛
診断方針 > 想起
肺水腫
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 肺水腫共通の問診・診察: 急性の息切れ・呼吸困難(ときに、、痰、喘鳴) 胸部で水泡音の聴取
診断方針 > 想起
診断方針 > 診断
急性中耳炎
診断方針 > 想起 多くの場合、上気道炎症状が認められる。 乳児では不明熱の持続、鼻汁の継続、啼泣、不機嫌、耳を触る、耳漏がみられたとき。 幼児では耳痛、先行するかぜ症状(上気道炎症状)、、鼻汁
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
急性中耳炎重症例(両側)
関節リウマチ
治療方針 > メトトレキサートもしくは葉酸投与により治療可能である。発熱、、労作時息切れなどの呼吸障害は重篤な肺障害の合併を意味するので、MTXは即座に中止し入院管理とし肺病変の精査を行う。なお、最大投与量は16mg/週で
治療方針 > ペフィシチニブ
治療方針 > バリシチニブ
労作性の呼吸困難
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 から疑い、血中サリチル酸濃度を測定する。 気管腫瘍:喘鳴、、嗄声、呼吸困難、血痰、ストライダーなどから疑い、CT検査、気管支鏡検査を行う。喘息と診断されていることが多い。 神経筋疾患:重症
各論 > アナフィラキシーの診断・治療
症状評価 > 新型コロナウイルス感染症の診断、治療0218]
呼吸困難
症状評価 > 症状治療・診断的治療 新規発症の喘息(咳喘息も含む)やCOPDを疑う場合には患者に説明し診断的治療の目的でβ2刺激薬を使用し、その後の自覚症状、SpO2、喘鳴などにて判断をすることがある。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
探しているものは見つかりましたでしょうか?