体重増加
BMIの状況――年齢階級、肥満度(BMI)別、人数、割合(20歳以上、性・年齢階級別、妊... BMI ≧ 25の割合は男性31.5%、女性21.1%である。 男女とも30歳代から増加し始める。 男性は30歳代から増加し始め、60歳代が35.0%とピークで、70歳以上で29.0%となる。 ...
体重増加のアルゴリズム
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
抗精神病薬の副作用のマネジメント
体重増加:第2世代抗精神病薬(SGA)と第1世代抗精神病薬(FGA)の比較(メタアナリシ... 体重増加について、SGAとFGAを比較したメタアナリシスを示す。ハロペリドールと比べて、アリピプラゾールとziprasidoneを除くすべてのSGAは、有意に体重が増加した。一方、低力価のFGA
代謝系副作用:第2世代抗精神病薬(SGA)間の比較(メタアナリシス)
各論 > 代謝系副作用
成長障害(小児科)
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態) 同性、同年齢の標準身長の-2.0 SD以下の身長であるとき、または成長速度が2年以上にわたって標準値の-1.5 SD以下である場合を成長障害と定義する。 身長は両親の遺伝的影響を受けるため目...
症状評価 > 症状治療・診断的治療
症状評価 > 原因疾患の評価
甲状腺機能低下症
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント 耐寒性低下・発汗減少・便秘・浮腫・体重増加・傾眠傾向など、の本症に特徴的な症状・徴候(下記)のどれか1つでもあてはまる場合は、その他の症状・徴候の有無についても聴取と診察を進める。 甲状
概要・推奨
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
蛋白尿
糸球体のポドサイトの足突起の消失 急な体重増加と浮腫で来院。 尿蛋白10 g/日、血清アルブミン2.3 g/dL、Cr 0.85 mg/dL 腎生検にて微小変化型ネフローゼ症候群と診断。電子顕微鏡でポドサイトの足突起の消失を認める。
結核性髄膜炎
治療方針 > 重症度・予後発の危険因子であり、特に初期2カ月の治療期間中に5%以上の体重増加がみられなかった症例で再発率が高かった(オッズ率 2.4、p=0.03)[9]。 結論:診断時の低体重、治療開始後2カ月間に体重増加のみられない低体重患者は再発リスクの高リスク群である。
睡眠時無呼吸症候群
治療方針 > 治療の中止 CPAP療法、口腔内装置は保存治療であり、定期的フォローアップが必要となる。外科治療を行った場合でも、体重増加、加齢
治療方針 > 手術適応・手術のオプション
単関節痛・単関節炎
概要・推奨穿刺での関節液培養提出とともに血液培養提出を同時に行うことが望ましい。また、関節液中の白血球増多、多核球割合の増多の評価とともに、化膿性関節炎の診断に有用である(推奨度2,O)。 結晶性関節炎のリスクとしては、肥満、体重増加、高血圧、利尿薬使用、アル
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
胸膜炎
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント炎にみられる症状の問診: 例:息切れ、呼吸困難、咳嗽、胸膜性胸痛[3] 胸水の原因疾患を捕まえるための問診: 例:うっ血性心不全(心疾患の既往、発作性夜間呼吸困難、浮腫・体重増加)、肺炎随伴性胸水(発熱、悪寒・戦慄
代謝性アルカローシス
鑑別疾患 > 症例 典型例:嘔吐による胃酸喪失、電解質異常 年齢/性別:83歳、女性 病歴:数日前から嘔吐が続き、食事摂取困難。胸痛と息切れを訴え、最近の体重増加と下肢の浮腫も認めたため、家族
低血糖
症状評価 > 症状治療・診断的治療 臨床試験などのデータはないが、頻回に低血糖を起こす場合には吸収の早い糖質(ブドウ糖、飴など)を携帯するように促す。ただし、過度に糖質を取り過ぎ、体重増加や(糖尿病の治療中の場合には)血糖
原発性アルドステロン症
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント腺機能低下症]](便秘、体重増加)、[[甲状腺機能亢進症]](下痢、体重減少、易疲労)、[[褐色細胞腫]](血圧の急上昇、頻脈、頭痛、発汗)、[[クッシング症候群]](中心性肥満、皮膚の菲薄化、野牛肩、腹壁
低ナトリウム血症
各論 > 心因性多飲 心因性多飲の病態: 精神的障害、特に総合失調症の患者では異常な渇感がみられることがある。このため過剰な飲水行動が生じ、体液量が増加して体重増加と希釈性低Na血症がみられる。腎機能、内分
心不全 拡張機能障害
心不全における末梢浮腫 浮腫は足背や下腿に認めることが多く、体重増加を伴う。長期臥床例では仙骨部や背部に出現する。浮腫が長期間持続すると、皮膚は光沢を帯びて硬化し、赤色の腫脹や色素沈着を伴ってくる。
診断方針 > 診断
慢性咳嗽
鑑別疾患 > 重篤な疾患血性心不全:末梢の浮腫、体重増加、起坐呼吸などで想起する。胸部X線写真、心エコー、BNPを検査する。 肺癌(原発性・転移性):最近の体重減少や喫煙歴のある中高年患者で疑う。胸部X線写真を撮影する。 間質
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
肥満と肥満症
肥満度分類 肥満とは? 身長と体重(服の重さを差し引く)を実測し、BMIを計算する。 BMI(kg/m2)=体重(kg)÷身長(m)2 BMI 25以上で、水分(浮腫)、筋肉量増加でないことを確認できたら...
妊婦健診
各論 > 妊娠中の検査:体重測定、二分脊椎などの先天異常が増加する可能性がある。 妊娠前の体格によって推奨体重増加量が異なる。 妊娠期に体重増加量が著しく少ない場合には低出生体重児分娩や早産のリスクが高まり、体重増加
脱水症と輸液療法(小児科)
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 炎症性腸疾患:慢性的な血便、腹痛、貧血のみられる患者で想起する。消化管内視鏡検査を考慮する。 腎性尿崩症:胃腸炎症状がなく、高ナトリウム血症、体重増加不良(乳児)、多飲多尿(年長児)を認
症状評価 > 症状治療・診断的治療
2型糖尿病
治療方針 > スルホニル尿素(SU)薬: インスリン加療の絶対適応の患者(1型糖尿病、糖尿病性昏睡、ケトアシドーシス、重度の肝障害・腎障害、感染症、妊娠計画期、妊娠中、授乳期) 副作用: 重要な副作用は、低血糖と体重増加、肝障
治療方針 > チアゾリジン薬
治療方針 > 専門医相談のタイミング
統合失調症
診断方針 > 想起系のものとして錐体外路(パーキンソン)症状、非運動系のものとして体重増加、メタボリックシンドローム、抗コリン作用、性機能障害など)の関与も考慮する。加えて、(薬物乱用、依存を含む)併存精神、身体疾患が、病態を複雑化させる。統合
治療方針 > 難治症例の治療
うつ病
診断方針 > 診断人の説明、または他者の観察によって示される) (3)食事療法をしていないのに、有意の体重減少または体重増加(例:1カ月で5%以上の変化)、またはほとんど毎日の食欲の減退または増加 注:子ど
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
治療方針 > 治療
甲状腺腫
診断方針 > 想起 びまん性甲状腺腫の場合、臨床症状として甲状腺機能亢進症状(動悸、発汗過多、易疲労感、体重減少、手のふるえ、下痢、情緒不安定など)、あるいは機能低下症状(寒がり、無気力感、皮膚乾燥、むくみ、体重増加
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント
浮腫
各論 > 好酸球性血管性浮腫を中心とする血管性浮腫 体重増加 蕁麻疹 発熱 末梢血好酸球増加 血清IgM高値 皮膚組織への好酸球浸潤、皮膚以外の臓器への浸潤はみられない。 予後: わが国のNEAEの予後はよい。 EAE
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患
乳幼児健診(小児科)
各論 > 1カ月性胆道閉鎖症の否定)。 体重増加の様子を知る。1日の体重増加が15gを下回らないようにする。25~30gは良好、20g以下は要注意。 しかし、体重増加には個人差があり、この時期に性急に心配する必要はない。母乳
各論 > 4~6カ月
概要・推奨
切迫早産
病態・疫学・診察 > 問診のポイント年)、体重増加、産科既往歴(経産回数、自然流産、人工流産)
尿路感染症(小児科)
診断方針 > 想起の自発痛、圧痛、腰背部の叩打痛などあれば上部尿路感染症を疑う。乳幼児では非特異的な症状(活気不良、不機嫌、食欲低下、体重増加不良)が主症状であり、特異的な所見は得られないことが多い。 尿の
治療方針 > 治療
糖尿病治療薬(薬理)
各論 > チアゾリジン薬に選択薬がなくインスリン抵抗性が強い場合にのみ処方することが望ましい。 また、膀胱癌リスクが有意に増加することが示唆されているため、膀胱癌の既往がある場合や治療中の場合は投与禁忌である。 使用上の注意: 副作用として注意が不必要なのは浮腫と体重増加
各論 > 糖尿病治療薬のまとめ
各論 > スルホニル尿素薬(SU薬)
Restless legs syndrome(下肢静止不能症...
治療方針 > α2δリガンドいが多く、体重増加、末梢性浮腫などの副作用も報告されている。 ガバペンチン(ガバペン) 日本では、他の抗てんかん薬と併用での処方しか認められていないので使用しにくい。通常成人では、300~600
アデノイド肥大・扁桃の異常(扁桃肥大含む)
症状評価 > 患者の訴え内容 いつも口を開けている、鼻水が出ていなくても鼻声が続く、いびきがうるさい、いびきの合間に呼吸が止まる、寝相が悪い、昼寝の時間が長い、鼻がつまってお乳を吸えない、夜尿症が治らない、体重増加
症状評価 > 症状治療・診断的治療
吐き気、嘔吐
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患 甲状腺機能亢進症: 動悸(頻脈)、振戦、体重減少、下痢、発汗などで想起。TSH、FT4、FT3を測定。 甲状腺機能低下症: 倦怠感、体重増加、便秘、脱毛、徐脈、アキ
鑑別疾患 > 重篤な疾患
水腎症
治療方針 > 入院適応解除後の利尿に関してモニターする必要がある場合(尿路閉塞を解除した後に多尿となり血管内脱水が生じることがある)。 閉塞解除後の利尿は慢性尿路閉塞、浮腫、うっ血性心不全、高血圧、体重増加あるいは高窒素血症を有する場合に生じやすい。一般的に両側性水腎症あるいは機能的単腎に生じた片側性水腎症では閉塞解除後の利尿が高度になりやすい。
クッシング症候群
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント クッシング症候群の特徴的身体所見である満月様顔貌、野牛肩、中心性肥満と四肢近位筋萎縮、皮膚菲薄化、赤色皮膚線条、皮下出血斑などを確認する。クッシング症候群の症例で頻度が高い臨床症状、身体所見は体重増加
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
卵巣癌(早期):I~IIA期
診断方針 > 想起 卵巣癌の初期の診断は困難であることが多い。 腹部膨満感、体重増加、便秘、下痢、腹痛、膀胱炎様症状、不正帯下、咳、労作時呼吸苦、倦怠感、微熱など、多彩な症状が契機になり得るが、無症
妊娠悪阻
治療方針 > 治療の中止症状が遷延しても他の疾患が否定され、体重増加を認めれば、妊娠悪阻のフォローアップは中止し通常の妊婦健診を行う。
遊走腎
治療方針 > フォローアップ方針 体重増加や成長に伴い、また妊娠出産などを契機に症状が消失することがある。強い症状があっても最低3カ月は初期治療を行う。
肥満症(小児科)
概要・推奨 出生体重と乳幼児期の成長がその後の肥満とその合併症に関連がある。高出生体重児および幼児期の急激な体重増加は、小児期以降肥満になりやすい(推奨度1)。 出生体重が軽い程、腹囲
行動療法が有効であった肥満女児例
病態・疫学・診察 > 疾患情報(疫学・病態)
摂食症(摂食障害)
概要・推奨 入院治療での体重増加が大きいほうがその後の予後がよい可能性がある(推奨度2)。 ボディーイメージの障害が残っていると神経性過食症(過食症)は再発しやすい(推奨度2)。 神経
治療方針 > 入院適応
診断方針 > 診断
栄養管理(在宅医療)
各論 > 悪液質:cachexiaことは非がん疾患の場合に問題となる。例えばCOPDの末期のるいそうに栄養的な介入を行ったとしても改善の可能性は低いが、末期ではない、るいそうが認められるCOPDについては、栄養介入は体重増加、運動能向上、筋肉量の増加をもたらす。この
嘔吐・下痢(小児科)
鑑別疾患 > 頻度の高い疾患道逆流症:胃食道逆流現象により、嘔吐などの消化器症状や、無呼吸、徐脈、乳幼児突発性危急事態、慢性咳嗽、喘鳴、繰り返す肺炎などの呼吸・循環器症状、体重増加不良、貧血、不穏、急な啼泣、のけぞり、けい
無症候性副腎腫瘤
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント 副腎機能亢進症や悪性疾患を示唆する症状や所見に焦点を絞って病歴聴取、身体所見をとる[33]。 問診: クッシング症候群:体重増加、中心性肥満、満月様顔貌、水牛様脂肪沈着、皮下
着色尿
達人の極意、コツ > 達人の極意・コツに上部尿路由来で片側尿管から血尿がみられる場合は泌尿器科的疾患が、両側尿管から血尿がみられる場合は腎炎が疑われる。 慢性腎炎による肉眼的血尿はIgA腎症の頻度が高い。多くの場合患者は無症状である。 急性腎炎による肉眼的血尿では体重増加、浮腫、高血圧など体液量増加による急性腎障害の所見を示す。
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
日中の眠気
鑑別疾患 > まれな治療可能疾患乏性貧血や慢性腎不全による透析中に起こる二次性のものもみられる。詳細な問診で診断に至る[15]。PSGは必ずしも必要ではないが有用である[16]。 [Disease:353 甲状腺機能低下症]:倦怠感、体重増加、浮腫、声の変化などの症状から疑う。TSHを測
鑑別疾患 > 重篤な疾患
心室中隔欠損症・心房中隔欠損症(小児科)
治療方針 > 治療)の投与を行う。心室中隔欠損では強心薬(ジゴシン)を加えることもある。僧帽弁閉鎖不全を合併する場合は、血管拡張薬(レニベース等)を投与する場合もある。 呼吸障害が強い場合、哺乳困難で体重増加
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
診断方針 > 診断
うつ病(児童思春期)
診断方針 > 診断不振、体重減少、体重増加がない、④睡眠障害、⑤精神運動焦燥または制止、⑥易疲労性、気力減退、⑦無価値感、罪責感、⑧思考力・集中力の減退、⑨希死念慮、自殺企図)も含めて、5つ以上の症状が2週間以上、ほと
多胎妊娠
各論 > 双胎の生活上の注意点サプリメントの継続的な補給が大切である。 1絨毛膜双胎の場合は、急激な腹囲の増加、体重増加(≧1.4 kg/週)、口渇感などはTTTS発症のリスクと考え医療機関への受診が必要である[7]。
各論 > TTTS
橋本病
病態・疫学・診察 > 病歴・診察のポイント 耐寒性低下、体重増加、便秘、月経不順など不定愁訴と間違えやすい症状が多いので注意する。 [[甲状腺機能低下症]]がないかを確認する。 家族
動脈管開存症(小児科)
病態・疫学・診察 > 問診、診察のポイント冷汗、肝腫大、哺乳不良、体重増加不良などを呈することがある。 また、左右短絡に伴い大動脈の拡張期圧が低下することにより脈圧が増大し、脈が大きく跳ねるように触れるbounding pulseを認める。通常
門脈圧亢進
概要・推奨的な上部消化管内視鏡検査が推奨される(推奨度1)。 肝硬変患者の意識障害(羽ばたき振戦)は肝性脳症を疑い、血中アンモニア、BTRを測定して診断することが勧められる(推奨度1)。 肝硬変患者の急速な体重増加、腹満
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
新生児黄疸(小児科)
治療方針 > フォローアップ方針 治療終了後は、血清ビリルビン値の再上昇に注意して採血評価を行い、上昇ピークを越えて安全域まで低下することを確認する。 光線療法のみで軽快した特にリスクのない黄疸は、1カ月健診での哺乳や体重増加
病態・疫学・診察 > 問診・診察のポイント
線維筋痛症
診断方針 > 鑑別疾患の評価腺ホルモンの産生・分泌が低下し、耐寒能低下・発汗の低下・便秘・浮腫・体重増加・傾眠傾向などの症状を来す疾患である。皮膚乾燥(76%)、寒がり(64%)、声のかすれ(34%)、体重増加(54%)、便秘(48%)、発汗