平成30年度 診療報酬点数 医科第2章 特掲診療料第1部 医学管理等 > B014 退院時薬剤情報管理指導料

B014 退院時薬剤情報管理指導料

  1. B014 退院時薬剤情報管理指導料
    90点

注 保険医療機関が、患者の入院時に当該患者が服薬中の医薬品等について確認する とともに、当該患者に対して入院中に使用した主な薬剤の名称(副作用が発現した 場合については、当該副作用の概要、講じた措置等を含む。)に関して当該患者の 手帳に記載した上で、退院に際して当該患者又はその家族等に対して、退院後の薬 剤の服用等に関する必要な指導を行った場合に、退院の日に1回に限り算定する。 この場合において、同一日に、区分番号B005に掲げる退院時共同指導料2(注 1の規定により、入院中の保険医療機関の薬剤師が指導等を行った場合に限る。) は、別に算定できない。

通知

(1) 退院時薬剤情報管理指導料は、医薬品の副作用や相互作用、重複投薬を防止するため、 患者の入院時に、必要に応じ保険薬局に照会するなどして薬剤服用歴や患者が持参した医 薬品等(医薬部外品及びいわゆる健康食品等を含む。)を確認するとともに、入院中に使 用した主な薬剤の名称等について、患者の薬剤服用歴が経時的に管理できる手帳(区分番 号「B011-3」薬剤情報提供料の(2)に掲げる手帳をいう。以下同じ。)に記載し た上で、患者の退院に際して当該患者又はその家族等に対して、退院後の薬剤の服用等に 関する必要な指導を行った場合に、退院の日1回に限り算定する。なお、ここでいう退院 とは、第1章第2部通則5に規定する入院期間が通算される入院における退院のことをい い、入院期間が通算される再入院に係る退院日には算定できない。

(2) 入院時に、医薬品の服用状況及び薬剤服用歴を手帳等により確認するとともに、患者が、医薬品等を持参している場合には、当該医薬品等について実際に確認し、その名称等 及び確認した結果の要点を診療録に記載する。

(3) 入院中に使用した薬剤のうち、どの薬剤について手帳に記載するかは、患者の病態や使 用する薬剤の種類によるが、少なくとも、退院直前(概ね退院前1週間以内)に使用した 薬剤及び入院中に副作用が発現した薬剤については記載する。副作用が発現した薬剤につ いては、投与量、当該副作用の概要、投与継続の有無を含む講じた措置、転帰等について 記載する。

(4) 患者の退院に際して、当該患者又はその家族等に、退院後の薬剤の服用等に関する必要 な指導(保険医療機関を受診する際や保険薬局に処方箋を提出する際に、手帳を提示する 旨の指導を含む。)を行うとともに、退院後の療養を担う保険医療機関での投薬又は保険 薬局での調剤に必要な服薬の状況及び投薬上の工夫に関する情報について、手帳に記載す ること。なお、指導の要点についても、分かりやすく手帳に記載し、必要に応じて退院時 の処方に係る薬剤の情報を文書で提供すること。なお、退院後、在宅療養を必要とする患 者であって、手帳にかかりつけ薬剤師の氏名が記載されている場合は、退院後の薬学的管 理及び指導に関しかかりつけ薬剤師への相談を促すよう努めること。また、入院時に当該患者が持参した医薬品の服用状況等について保険薬局から提供を受 けた場合には、患者の退院に際して、患者の同意を得たうえで、当該保険薬局に対して当 該患者の入院中の使用薬剤や服薬の状況等について情報提供すること。

(5) 手帳を所有している患者については、原則として、退院時までに家族等に持参してもら うこととするが、持参できない場合には、必要な情報が記載された簡潔な文書(シール等)を交付し、所有している手帳に貼付するよう、患者に対して指導を行った場合又は新た に手帳を発行した場合でも算定できる。

(6) 退院時薬剤情報管理指導料を算定した場合は、薬剤情報を提供した旨及び提供した情報 並びに指導した内容の要点を診療録に記載する。なお、区分番号「B008」薬剤管理指 導料を算定している患者の場合にあっては、薬剤管理指導記録に記載することで差し支え ない。

(7) 死亡退院の場合は算定できない。

(公開日:2018/04/01)
第1部 医学管理等
  1. B000 特定疾患療養管理料
  1. B001 特定疾患治療管理料
  1. B001 1 ウイルス疾患指導料
  1. B001 2 特定薬剤治療管理料
  1. B001 3 悪性腫瘍特異物質治療管理料
  1. B001 4 小児特定疾患カウンセリング料
  1. B001 5 小児科療養指導料
  1. B001 6 てんかん指導料
  1. B001 7 難病外来指導管理料
  1. B001 8 皮膚科特定疾患指導管理料
  1. B001 9 外来栄養食事指導料
  1. B001 10 入院栄養食事指導料(週1回)
  1. B001 11 集団栄養食事指導料 80点
  1. B001 12 心臓ペースメーカー指導管理料
  1. B001 13 在宅療養指導料 170点
  1. B001 14 高度難聴指導管理料
  1. B001 15 慢性維持透析患者外来医学管理料
  1. B001 16 喘息治療管理料
  1. B001 17 慢性疼痛疾患管理料
  1. B001 18 小児悪性腫瘍患者指導管理料
  1. B001 19 削除
  1. B001 20 糖尿病合併症管理料
  1. B001 21 耳鼻咽喉科特定疾患指導管理料
  1. B001 22 がん性疼痛緩和指導管理料
  1. B001 23 がん患者指導管理料
  1. B001 24 外来緩和ケア管理料
  1. B001 25 移植後患者指導管理料
  1. B001 26 植込型輸液ポンプ持続注入療法指導管理料
  1. B001 27 糖尿病透析予防指導管理料
  1. B001 28 小児運動器疾患指導管理料
  1. B001 29 乳腺炎重症化予防ケア・指導料
  1. B001-2 小児科外来診療料(1日につき)
  1. B001-2-2 地域連携小児夜間・休日診療料
  1. B001-2-3 乳幼児育児栄養指導料
  1. B001-2-4 地域連携夜間・休日診療料
  1. B001-2-5 院内トリアージ実施料
  1. B001-2-6 夜間休日救急搬送医学管理料
  1. B001-2-7 外来リハビリテーション診療料
  1. B001-2-8 外来放射線照射診療料
  1. B001-2-9 地域包括診療料(月1回)
  1. B001-2-10 認知症地域包括診療料(月1回)
  1. B001-2-11 小児かかりつけ診療料(1日につき)
  1. B001-3 生活習慣病管理料
  1. B001-3-2 ニコチン依存症管理料
  1. B001-4 手術前医学管理料
  1. B001-5 手術後医学管理料(1日につき)
  1. B001-6 肺血栓塞栓症予防管理料
  1. B001-7 リンパ浮腫指導管理料
  1. B001-8 臍ヘルニア圧迫指導管理料
  1. B001-9 療養・就労両立支援指導料
  1. B002 開放型病院共同指導料(Ⅰ)
  1. B003 開放型病院共同指導料(Ⅱ)
  1. B004 退院時共同指導料1
  1. B005 退院時共同指導料2
  1. B005-1-2 介護支援等連携指導料
  1. B005-1-3 介護保険リハビリテーション移行支援料
  1. B005-2 削除
  1. B005-4 ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅰ)
  1. B005-5 ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅱ)
  1. B005-6 がん治療連携計画策定料
  1. B005-6-2 がん治療連携指導料
  1. B005-6-3 がん治療連携管理料
  1. B005-6-4 外来がん患者在宅連携指導料
  1. B005-7 認知症専門診断管理料
  1. B005-7-2 認知症療養指導料
  1. B005-7-3 認知症サポート指導料
  1. B005-8 肝炎インターフェロン治療計画料
  1. B005-9 排尿自立指導料
  1. B005-10 ハイリスク妊産婦連携指導料1
  1. B005-10-2 ハイリスク妊産婦連携指導料2
  1. B006 救急救命管理料
  1. B006-2 削除
  1. B006-3 退院時リハビリテーション指導料
  1. B007 退院前訪問指導料
  1. B007-2 退院後訪問指導料
  1. B008 薬剤管理指導料
  1. B008-2 薬剤総合評価調整管理料
  1. B009 診療情報提供料(Ⅰ)
  1. B009-2 電子的診療情報評価料
  1. B010 診療情報提供料(Ⅱ)
  1. B010-2 診療情報連携共有料
  1. B011 削除
  1. B011-3 薬剤情報提供料
  1. B011-4 医療機器安全管理料
  1. B012 傷病手当金意見書交付料
  1. B013 療養費同意書交付料
  1. B014 退院時薬剤情報管理指導料
  1. B015 削除